そして僕は病みつきになる




 二人、深くキスを交わす。
 そのままなし崩しに、ベッドの上に押し倒して。
「ハインリヒ」
 名前を呼ぶと、少し潤んだ瞳がジェットを見上げた。
「・・・何だ・・・?」
「なあ。道具使わせてよ」
 大きく目を見開いて。
「はあ!?」
 ハインリヒの声が跳ね上がる。
「お前は何を考えてるんだ、一体!?」
 こんな反応は、想定済みだ。
「頼むから。一回だけ使わせてよ。な??」
 お願いのポーズを取って、ポンと両手を合わせた。
 甘えるような目で、じっとハインリヒを見つめる。
 自分のそんな態度に、ハインリヒが弱いのを知っているから。
 案の定、ハインリヒはジェットから顔を背け、ボソリと呟いた。
「・・・勝手にしろ・・。ただし!本当にこれ一回きりだぞ?」
「は〜いv」
 良い子の返事をして、ジェットはハインリヒから身体を起こした。
 そして、ベッドの下をゴソゴソと探る。
「あ、あった」
 そのブツを握りしめ、ジェットはハインリヒに見えるように差し出した。
「じゃーん!電動アナルパールぅ〜!!」
「って、お前は何を未来の世界のネコ型ロボットのような口調になってるんだ?ん??」
 呆れ顔のハインリヒに額を弾かれ、ジェットはニッと笑った。
「と、言うワケで。お許しも頂戴したし、これを使わせてもらうぜ〜!!」



「ん〜。いい眺めvvv」
 ジェットの目の前で、ハインリヒが四つん這いになっている。
「さっさと済ませろ!!」
 流石に恥ずかしいのか、シーツにギュッと顔を押し付けながらハインリヒが怒鳴る。
「ハイハイ、分かりましたよ・・・。でもちゃんと解さないと、キミが気持ちヨくなれないだろ?」
 言いながら指先にオイルを垂らし、秘部に差し込んだ。
「・・・っ」
 ヒクリとハインリヒの身体が震える。
「大丈夫だよ。そんなに怖がらないで・・・」
 囁きかけながら、丹念に解してやると。
「ん・・・」
 微かに、声が聞こえる。
「そろそろイイかな・・・」
 アナルパールのスイッチを入れると、ヴイーンという鈍い音がし、7連のパールがフルフルと震えた。
 一粒ずつ、押し込んでいく。
「うぁ・・ん・・・」
 振動と共に、パールが自然に飲み込まれていく。
「ハインリヒ・・・気持ちイイ??」
「く・・・ふ・・・っ」
 パールが埋まっていく度に、ハインリヒの口からひどく扇情的な喘ぎ声が漏れる。
「・・あ・・・はぁっ・・・」
「ヨさそうだな・・・」
 ハインリヒが快楽に震える後ろからの眺めは抜群だが、顔が見られないのが少し不満だ。
「う・・あ・・・」
「もっと気持ちヨくしてやるよ・・・」
 それでもハインリヒの反応に気を良くし、先走りの液体を漏らしているハインリヒ自身を手の平に包み込んだ。
 扱き上げながら、パールを抜き差しすると、ハインリヒの腰がガクガクと震える。
「なあ。イってよ」
「やっ・・・ん・ふ・・っ・・・!!」
 白い背中が反り返る。
 ジェットの手の平を、生暖かい液体が濡らした。



 ガクリとうつ伏せた身体パールを抜き取ってやり。
 ジェットはクルリとハインリヒを裏返した。
「気持ちヨかった??」
 荒く息を吐きながら、ハインリヒが涙目でジェットを睨み付けた。
「・・・・知・・るか・・・!もう・・・二度と許さんぞ!!」
「ゴメン。もうしない」
 宥めるように、額に、頬にとキスを落としていくと。
「ジェット・・・」
 名前を呼ばれた。
「何??」
「お前がまだ・・・」
 ニッコリとハインリヒに向かって微笑みかけながら、ジェットは問いかける。
「キミのナカでイかせて欲しいな・・・・ダメ??」
「・・・ダメじゃない・・・」
 答えたハインリヒの顔は、耳まで赤い。
「ああもう、キミって、可愛すぎる・・・!!」
 ギュッと抱きしめて。
「一緒に気持ちヨくなろうな・・・」
 二人で、身体を重ねた。



  〜 END〜


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47055ヒットを踏んでくださった神咲ハヤ様からのご申請で、
お題は「同意の上で玩具を使ってXXXな24(裏内容)」でしたvvv
サイトでアップしても良いというお言葉を頂戴いたしましたので、
こちらでアップさせていただきました。
素敵なタイトルは、ハヤト様に付けていただきましたvvv
ハヤト様、ご申請ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたしますvvv




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