ハインリヒ&ジェット&イワン

メールフレンドのプラム様から、お年賀にいただいた124ですv
ありがとうございます♪
とってもお正月っぽいイラストですよね。
羽つき・・・もう何年もしてないなぁ。
などと、しみじみと思い返したり。
そして、プラム様のハインは相変わらずセクシーですvvv
イワンとジェットはカワイイです(笑)。
あまりに萌え萌えなので、管理人、SS付けさせて頂きました!
お正月のギルモア邸をイメージして。
読んでやろうという優しい方は、下にスクロールしてくださいね。


 フランソワーズです。
 ギルモア邸は、お正月もとっても賑やかv
 そんな新年のワンシーン、お届けします。
 (↑サ○エさん風の始まりですみませ〜ん。うふ)




「なあ、ハインリヒ!羽根つきしようぜ、羽根つきっ!!」
「はあ?」
「折角、こうして日本っぽく着物着てるんだしさ〜。あとは、羽根つきだろっ!」
 新年早々、ジェットは騒がしいけど、ま、これもいつものコトね。
 ハインリヒが、呆れたように呟く。
「・・・この日本かぶれが・・・」
「OK、OK!何とでも言ってくれ!さ、行こうぜ〜」
 ジェットから外に連れ出されながら、ハインリヒは私を振り返る。
「フランソワーズ。済まないが、墨汁と筆を準備してくれないか?」
「墨汁と筆?」
「ああ。羽根つきで勝った方は、負けた方の顔に筆で落書きできるんだよな?」
 唇の端を曲げて、ハインリヒが笑う。
 何だかんだ言っても、ハインリヒって、日本のことに詳しい。
 ギルモア博士に頼んで墨汁と筆を準備して、私も外に出た。
 晴れた空に、冷たい風が気持ちいい。
 少し、寒いけど。
「お待たせ〜v」
「うーっし!じゃ、始めようぜ!!」
 ジェットとハインリヒが、羽根つきを始めた。
 カコン、カコンと、とってもいい音がする。
 羽子板も、羽根も、羽根つきしている時の音もキレイ。
 日本の風習って、どうしてこんなに美しいのかしら。
 そんな事を考えながら、二人が羽根をついている姿を見つめていると。
「ふんっ!!」
 ハインリヒが思い切り羽子板を振り、羽根がものすごい勢いで地面に落下した。
「うわっ!?ハインリヒ、イキナリ本気出すなんて卑怯じゃねーか!!」
「フン、勝負事に卑怯も何もあるか!」
 ジェットって、ホントにいつも単純ね。
「はーいvそれじゃ、ジェットの顔に何か書いてね、ハインリヒvvv」
 ハインリヒに墨汁の壜を手渡そうとすると、
「うわー!今のなし、今のなしっ!!」
 ・・・往生際が悪いわよ、ジェット。
 必死に抵抗するジェットの側に、イワンがフワフワと飛んでくる。
『まあまあ、フランソワーズにハインリヒ。こんなにジェットが嫌がってるんだ。許してあげたら?』
 まあ!
 イワンがジェットを庇うなんて!?
 一体どうしちゃったの??
 ハインリヒが、ふう、とため息をついた。
「イワンがそういうのなら、今のはなかったことにしてやる」
 ハインリヒったら、赤ん坊には甘いんだから!
 ジェットが腕を伸ばして、イワンを抱きしめた。
「サンキュ、イワン!助かったぜっ」
『別に・・・お礼なんかいいよ』
 クスリ。
 イワンが笑う。
 まあまあ!
 よくよく見ると、すっごく可愛いスリーショットv
 ジェットがイワンを抱いてるなんて珍しいし。
 家族の肖像(爆)みたいじゃないのっ!!
「あらぁ、可愛いスリーショットじゃないv写真取らせてちょうだいっ!!」
 思わず萌え萌えして叫ぶと、ハインリヒが苦笑いした。
「三十路の男をつかまえて、可愛いはないんじゃないか、フランソワーズ?」
「あら!30になったって、40になったって、カワイイものはカワイイのよっ。カメラ取って来るからまっててちょうだいっ!!」
 パタパタと走り、ダッシュでカメラを用意して外に戻った。
「はーいvじゃ、並んでポーズとってちょうだいvvv」
 ハインリヒは羽子板を持って、ジェットがイワンを抱いて。
 みんな、幸せそうに笑っている。
 この幸せが、この平和が、いつまでも続きますように。
「はい、チーズv」
 私がそう言った瞬間。
 長い髪の下から、イワンの瞳がギラリと光った。
 筆がフワリと浮き上がり、墨汁の壜に筆先をつける。
 そして、ジェットの頬に、大きなバッテンマーク。
「イワン〜っ(怒)!!!」
『バカだね、ジェット。ボクが本気で、キミを庇うと思った??』
 パシャリっ!




 と、いうワケで、こんな写真が取れましたvvv
 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げますねv


*管理人より*

プラム様のお正月イラストに、
SSを付けさせていただきましたv
ハロウィンの時にSS付けられなかったので、リベンジっ!
お正月の124ですv
プラム様、相変わらずヘッポコSSでスミマセン。
そして、いつも素敵イラストをありがとうございますv
改めて御礼申し上げます。





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