『お題16:社長室』
(ボグ4)






株式会社ブラック・ゴースト――。

その本社で社長と呼ばれているのが、バン・ボグートこの人である。

社長と呼ばれながらも自ら動き、新しく入った社員を自ら指導したりと、

彼らしいやり方で下の人間を引っ張っていた。





社長室の机で書類に目を通していると、ノックが聞こえて秘書が声を掛けた。

「入りたまえ。」

「失礼致します、社長先日の会談でのお話ですが……。」

そこまで話した秘書は話を止めて怪訝そうに見渡した。

「何か声が聞こえた気がしたのですが…。」

フハハッと笑いながら、ボグートは秘書に告げた。

「あぁ。足元に犬がじゃれついている。」

「犬…、ですか?」

「あぁ…。今日は何もないからな…。コッソリと連れてきた。」

「そうでしたか…。失礼しました。」

そう言うと秘書は話を続け、用事が終わると一礼して社長室を後にした。



バタンとドアが閉まったのを確認して、足元にいる犬≠ノ声を掛けた。

「見せてくれと言われたら、どうなっていたかな…。」

そう言って視線を落とした先には、

ハインリヒがボグートの机の下で奉仕をしているではないか。



「ふっ、はぁ……。んっ。」



両手で大きく張り詰めたボグート自身を押さえながら懸命に舌で愛撫を与えている。

スラックスは脱がされて、Yシャツにネクタイ、靴下に革靴という格好で、

ボグートが座る机の下でボグート自身を舐め上げている。

「あ!しゃ、社長……!あ、あぁ…!」

机の下でボグートのモノを愛撫していたハインリヒの体が急に崩れはじめ、

ガクガクと膝を震わせてボグートの方を濡れた視線で見つめた。

ヴィーンという振動音が静かに聞こえて、

その振動音に合わせてハインリヒの体が上下する。

「あ、はぁ……。や、やぁ…。」

「ほら、ハインリヒ。サボってないで続けろ…。」

「し、失礼……、しました…。」

ハインリヒの秘所には、アナルバイブが入れられていた。

それをボグートが振動の強弱をつけながら反応を楽しみ、

社長に仕えるものが身に付ける躾≠教えている真っ最中である。



己の中で蠢いているバイブに腰を振りながらも、

大きく張り詰めて口に入りきらないぐらいになっているボグートのそれを、

咥えて舌で先端を舐めあげるハインリヒの姿は、

普段まったく感じられないような卑猥な色気と羞恥が混じり、

ボグートをこの上なく楽しませていた。



咥えている先端から白濁の液が吐き出されると、

それを残さず飲み込もうとする仕草がたまらない……。

始めはかなり抵抗していたが、最近では呼ばれれば自然と体を差しだすまでに、

ボグートによって教育されていた。



「ほぉ……。残さず飲み干したか。では褒美をやろう。」



机の下で羞恥と快楽で頬を染めているハインリヒを引っ張り出すと、

外を向かせて窓ガラスに立たせた。

アナルバイブを一気に引き抜くと、その刺激でハインリヒは窓ガラスを汚してしまい、

そのままズルズルと座り込んでしまった。

「汚してしまって…、また掃除をしなければならないな…。」

「も、申し訳……、ありません。」

「まぁいい…。」



座り込んでいたハインリヒを立たせると、後ろからゆっくりと挿入して揺さぶった。

その度にハインリヒの体が揺れて、だらしなく開いた口からは喘ぎ声が洩れる。

「あ、あ…、しゃ…、社長……!んぁぁ!」

「今日は午後から出掛ける。お前も一緒だ、わかったな……。」

「は、ぁ…。はい…。わ、かり…、まし……あぅ!」

突き上げながらハインリヒ自身を上下に擦り上げて、一気に快楽を仰いだ。

「あ、あぁ!も、もう……!」

「何だ?もう限界か?」

「はっ…、はい。あぁ…。」

その懇願を聞いてボグートは先程までの執拗な責めを止めて、

ハインリヒの中で動かしていた己を抜いて擦り上げていた手も離してしまった。

「あ、社長……。」

「言っただろう?午後には出掛けると。暫くそのまま我慢したまえ…。」

「そ、そんな……。」

そう言ってジッパーを上げて身なりを整えたボグートに、

ハインリヒは涙目で訴えている。

「さっき咥えていた玩具があっただろう?それを咥えて一旦部署に戻れ。」

「………ッ。」

言われるまま中途半端に熱を持った場所に先程まで埋めていた玩具を、

おずおずと自分から秘所に宛がって奥まで差し入れた。

「う、ん…。ふ……。」

ズブズブとある程度まで差し入れると、ボグートが面白がって玩具のスイッチを入れる。

「あぁぁぁ……。」

「午後には出掛ける。

その時までこのまま大人しく出来たら後でゆっくり可愛がってやろう。」

「イ、イカせて……。」

「自分でやってみろ。見ててやる…。」

クククっと笑い、社長椅子に腰をかけるとハインリヒを見下ろした。

「で、できませ……、そ、んな、こと…。」

「なら、そのままだ。早く戻れ…。」

ガクガクと震える膝を押さえながら、

高揚した表情でハインリヒはゆっくりと身なりを整えて社長室を後にした。




出て行ったのを確認して内線でシュヴァルツを呼び出すと彼にこう言った。

「シュヴァルツ、そちらへハインリヒを戻したので見てやってくれ。」

「社長……。」

「今はそちらへ戻したが、仕事にはならないだろう。

お前の好きなように相手をしてくれて構わない、たまにはそういうのも面白いもんだ。」

「好きなように、ですか……?」

「あぁ。玩具を咥えさせてある。相手をしてやってくれ。」

「わかりました。」




電話を置くと、ボグートはクククッと低く笑った。

「そろそろ本腰を上げてハインリヒには仕事をしてもらわねばな……。」

葉巻を咥えたボグートは、また先程と同じ様に書類に目を通し始めた。



午後はどうやって遊んでやろうか……。

そんな事も考えながらボグートは暫し仕事に没頭するのであった。



〜END〜






◆コメント◆

社長自らハインリヒに躾をして頂きたいと思いまして…。
このまま午後はコミュニケーションビデオの撮影に入る予定です。(笑)

何だが変態ボグ様で、しかも中途半端ですみません。
誰か続きをお願いします。(←オイ)




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