『お題17:コミュニケーションビデオ「新人編」』
(ボグ4)




「それでは、有望な新人である君のために、

この男の扱いを教えておこう」

「……」

信じられない。
ついさっき、上司として紹介されたはずの彼――
銀の髪の、やけにきれいな男だと感心した彼、ハインリヒが、

目の前で社長に服を乱され、恥ずかしい形に身体を開いて、

ジェットに白い肌を晒している。

「構わないから、もっと近くに寄って見たまえ。
我が社のために、身も心も捧げて、忠誠を誓う男の姿だ」

わずかに反って色づく、小さな乳首。

固く勃ちあがって密を零す、卑猥な中心。

「社命とあれば、ここで、こうして」

「……」

社長は、手にしたいやらしい器具を、

震えているハインリヒの奥へあてがってみせた。

「男を受け入れるのも、この男の役目だ」

「ッ……!」

ビィィ、と音をたててうねる器具が、

容赦なくハインリヒのそこを押し開き、犯していく。
「う……ッ……」

辛そうに、悲しそうに歪めたきれいな顔が、背後のスクリーンに

大写しになった。
「君も、慰めが欲しい時には、この男の身体を使うといい。

社長として、私が特別に許可してやろう」

ボグートの手が、ハインリヒの身体を撫で回した。

「うう」

首を振り、けれど膝ですら抗おうとせず、

ハインリヒはじっと辱めに耐え、薄い唇を噛む。

「よく感じるように、躾てある」

社長の手が、張りつめたハインリヒの前を雑にしごいた。

「あ、あ……」
弾けていく、ハインリヒの淡い青の目から涙がこぼれた。

ジェットの胸が、抑えようもなく熱くなった。

どうするんだ。
淫らで、美しい奴隷のようなこの男が、

今日から、俺の上司なのだ。

社員として当たり前に机を並べ、仕事を教わるはずの相手に、

最初から、強い欲望を教えられてしまった――。






↓藤樹天音様のサイトはこちら↓





ブラウザを閉じてお戻りください